「いやまじ、それな!」才能についての共感みが深い 本紹介

 

 

凡人よ、共感の神になれ

 今回は「天才を殺す凡人」という本を紹介します。

 誰しも、「才能という存在ってなんだ?」「なぜ、自分にはこんなに才能がないんだ。」など考えてみたり、悩んだりしたことがあるんじゃないでしょうか。

 この本を読むことで答えの一つに気付くことができるかもしれません。

 

 以下ではこの本の魅力や読むべきおすすめな人を紹介したいと思います。

目次

 

概要

 あなたの才能はなんですか?と聞かれ、その場でストレートに

答えられる人は、相当自分のことを知り尽くしている人間だけです。

ほとんどの人は答えに窮するのでなないでしょうか。

この本は、才能を「ビジネスの世界で必要な三つ」に定義し、

その才能を活かす方法を段階的に解き明かしていきます。

___本書「まえがき」より

 

こんな人におすすめ

 

才能って存在するのかな?と疑問な人

 そもそも、才能ってあるんですかね?みなさん様々な意見があると思います。私自身もすごい人を見かけては才能があっていいな~と羨ましく思いながらも、どこかで否定したい気持ちが強かったです。自分もやればできるんだっていう(笑)。

 この本の中ではある種の才能という存在があるものとして肯定されています。そのうえで才能の種類が3タイプ存在しており、人はみないずれかに当てはまるというものです。確かに周りの人に例外なく当てはまるなって感じました。

 

才能ある人が羨ましくて仕方がない人

 人間には三種のタイプに分けられるそう。そのうちの一人が”天才”と呼ばれる存在。

いますよね、どんな分野の事もうまくこなせて、少しの努力は必要かもしれませんが圧倒的センスで成功するタイプ。信じたくはないですが存在します。我々はそんな人に尊敬や憧憬、時には嫉妬の感情を抱いて関わります。

 しかし、天才には天才の葛藤や苦悩があることを考えたことはありますか?知ったこっちゃねーよと思うかもしれないですね。ですが、もし天才肌の人とがっちりはまってうまく仕事ができたら、今まで以上にすごいことができると思いませんか?彼らは自分よりはるかに優秀な才能を持っているわけですから。

 われわれ凡人ができるアプローチや活躍の方法が必ずあるということを学び、接し方を改めていきましょう。

 

自分には才能がないんじゃないかと諦めている人

 いえ、必ずあるんです(笑)。はっきりと3タイプに分けることができるのですから。

もし、”成功しない” ”うまくいかない”なら、自らのタイプを把握していないが故、努力の方法を間違えている可能性があります。また、目標とする将来像を修正する必要があるかもしれません。

 

感想と魅力

 読んだうえで自分は完全に凡人だと思いましたが、不思議と嫌な気持ちはしませんでした。むしろ、開き直ったうえで何ができるかを考えることができました。人をあえて3つのステレオタイプに当てはめる考え方、おもしろかったです。ぜひ一度読んでみてください。